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    8/9警視庁に対する申入書

    • 2012.08.09 Thursday
    • 15:10
     申入書

    2012年8月9日
    警視庁 警視総監 殿
    警視庁 麹町警察署署長 殿
    官邸前見守り弁護団

    1 はじめに
     首相官邸前(以下「官邸前」という)において、毎週金曜日夕刻に、首都圏反原発連合のよびかけによる、関西電力大飯原子力発電所(以下「大飯原発」という)の再稼働に反対する抗議行動(以下「本件官邸前抗議行動」という)が続いている。警察の警備体制の強化により本件官邸前抗議行動が著しく制約されていることについて、私たち弁護士有志は、2012年8月2日、「関西電力大飯原子力発電所再稼働に反対する首相官邸前抗議行動について市民の表現の自由を尊重し、過剰警備をしないよう求める声明」(以下「8・2声明」という)を公表した。
     しかし、8月3日に行われた本件官邸前抗議行動においても、以下のような過剰かつ不当な規制があったので申し入れる。なお、8月3日に行われた本件官邸前抗議行動においては、警察による様々な過剰かつ不当な規制が様々な地点でなされており、本申入書で指摘する「財務省上」交差点における規制の問題は、その一端にすぎない。

    2 警察による過剰かつ不当な規制の状況
     私たちは、2012年8月3日、本件官邸前抗議行動の現場において、以下のような警察の恣意的で過剰かつ不当な規制を確認した。
      嶌睫馨幣紂弩鮑硬世髻崛輙官邸前」交差点に向かって進行しようとする車両のうち、「反原発」「脱原発」等のステッカーを貼ったり、「再稼働反対」等のコールをしたりしている車両(自動四輪車、自動二輪車、自転車)のみを停止させ、官邸前方向に侵入しないように制限していた。これにより、本件官邸前抗議行動とは無関係な車両までもが本来通行できるはずの車道を通行することを制限されていた。
     車両からの抗議行動も、歩道における抗議行動と同じく、憲法上の表現の自由によって保障されるべきものである。上記のようにその態様は平穏で、交通の安全を乱すものでもない。本件官邸前抗議行動に参加する者の車両のみ通行を制限することは、何ら合理的な理由のない妨害でしかなく、違法なものである。
    ◆ 嶌睫馨幣紂弩鮑硬世硫C琶眛擦蓮各所で「横断禁止」となり、反対側への移動が困難になった。
     本件官邸前抗議行動の参加者が横断歩道を渡ることまで禁止する理由はない。とりわけ、一方方向のみの横断を禁止する理由は全くない。警察が、官邸前に多くの参加者が集まらないように、恣意的に横断歩道の横断を禁止し、参加者が交差点で滞留させられることによって、車道に人があふれ、道路交通の危険が発生することがあれば、まさに本末転倒である。かかる規制も合理的理由のない違法なものである。
     午後7時半ころ、「財務省上」交差点から官邸前にむかって歩道を歩こうとすると、複数の警察官によって、歩行が制止された。この点は、六本木通りから東京メトロ国会議事堂駅4番出口に向かう狭い道であっても、官邸前方向に上がっていこうとすると歩行を制止された。
     当時、東京メトロ国会議事堂駅3番出口付近の歩道には、多くの空きスペースがあり、何ら危険性がなかったにもかかわらず、このように歩行を制限することは、なんら根拠のない違法なものである。

    3 おわりに
     「財務省上」交差点及びその付近においては、以上のような過剰かつ不当な規制が行われており、このような規制が警察法2条による規制権限の濫用であり、同条2項に違反し、憲法21条1項の保障する表現の自由を侵害する違憲・違法なものであることは、8・2声明でも指摘したとおりである。
     本件官邸前抗議行動は8月10日にも予定されている。今後このような過剰かつ不当な規制がなされないよう、厳重に申し入れる。

    以 上


    <本件に関してのお問い合わせ先>
    〒101−0025
    東京都千代田区神田佐久間町2−7第6東ビル602号 高野隆法律事務所
    TEL03−5825−6033 FAX03−5825−6034
    弁護士 小松 圭介

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